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「自分は大丈夫」と思っていても騙されるのが「振り込め詐欺」です。
手口が多様化、巧妙化して見破りにくくなっているので、具体的な犯行のパターンを知り、
「いざ」という時に備えましょう。
振り込め詐欺の4つの類型
- オレオレ詐欺
息子や孫をかたり
「携帯電話の番号が変わった。」などと電話を入れ、その後
「会社の金を使い込んだ。」
「警察にいるが、すぐに弁護士費用が必要だ。」などと言って不安にさせ、
現金を振り込ませたり、現金を宅配便で送らせたり、
「代理の者を行かせるからお金を渡して。」という手口で行われています。
数千万円を超える被害も発生しています。 - 架空請求詐欺
郵便・メールなどを利用して不特定多数の者に対し、有料サイト利用名目で、現金を振り込ませて騙し取るものです。
身に覚えのない
「有料サイトの利用料金が未払いです。支払わなければ会社に行く、裁判を起こす。」
「仮登録状態です。脱会には手数料○○円を支払って下さい。」
などといった請求は無視して下さい。 - 融資保証金詐欺
実際に融資しないにも関わらず、融資申込者から保証金名目などで現金を振り込ませるなどの方法により騙し取るものです。
あいまいな融資話、
「審査済み、90日間無利息、固定金利0.7%、こんなに有利な条件でお金を融資します。」
「ブラックリストから削除するには削除料が必要です。」
には、注意して下さい。 - 還付金等詐欺
市役所・社会保険庁等を騙り、医療費・税金等の還付手続きを装って被害者にATMを操作させ、現金を騙し取るものです。
還付手続きを促す、
「医療費が返還されますので、携帯電話を持って近くのATMに行って下さい。」
「税務署ですが、税金の還付があります。」
などの電話連絡は、決してありません。